桂文枝 夫人との関係修復「熟年離婚」覚悟も着物用意「しっかりと家内が!」

[ 2016年5月18日 16:50 ]

73歳の誕生日に「たったひとり会」と意味深なタイトルの独演会を行う桂文枝

 演歌歌手の紫艶(38)から20年にわたる不倫関係を暴露された落語家・桂文枝(72)が18日、大阪市内で誕生日恒例の落語会「たったひとり会」(7月16日、大阪なんばグランド花月)の記者会見を行い、「熟年離婚」も覚悟していた夫人との関係が修復したと明かした。

 文枝は不倫発覚直後の2月21、22日に取材対応し「家庭の危機を迎えている」「妻から(離婚を)言われたら応じないと仕方がない」などと話していた。しかし、それ以来約3カ月ぶりの取材となったこの日は、取材陣から「高座の着物はどなたが用意するのか?」と問われると「ハハハハハ」と大笑いした後、「しっかりと家内が!(用意しています)…家内が!」と強調するように話し関係修復をアピール。なおも「奥さんと関係は修復されたということ?」と食い下がられたが「以前から修復はしていますが、ところどころ着物のほころびは…。でも大丈夫です」と苦笑いで応じ笑いを誘った。

 さらに落語会のタイトルにかけ「プライベートでひとり会になることはないか?」と聞かれると「稽古では1人もありますが、食事は2人、3人。弟子がいれば4人、6人…」と“たったひとり”ではないと明かした。

 落語会では創作落語「天国へのメロディー」、三枝時代に作った「誕生日」に加え、古典「皿屋敷」を初めて高座にかける。これは昨年3月に亡くなった桂米朝さんが、盟友で今年1月に亡くなった桂春団治さんに教えたネタで、文枝は「舞台袖でずっと見ていました。今回は(春団治さんの弟子の)春之輔さんに教えてもらい(米朝さんの長男)米団治さんの許可を得てやります。上方落語の財産をつないでいきたい」と決意をにじませた。

続きを表示

2016年5月18日のニュース