松坂桃李、初挑戦の死体役でクランクイン…心得は「無です」

[ 2016年5月11日 14:41 ]

映画「秘密 THE TOP SECRET」完成報告会見で笑顔を見せる松坂桃李
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 俳優の松坂桃李(27)が11日、都内で行われた映画「秘密 THE TOP SECRET」(監督大友啓史、8月6日公開)の完成報告会見に、主演の生田斗真(31)らと出席。死体役に初挑戦したことを明かした。

 科学警察研究所法医第九研究室(通称・第九)を舞台に、過去の記憶を映像化できる「MRIスキャナー」を使って未解決事件を捜査していく物語。松坂は生田演じる主人公・第九の室長・薪剛(まき・つよし)の親友で、ともに第九を立ち上げた捜査官・鈴木克洋を演じている。「薪とは親友関係にあり、鈴木自身も“第九”に対しての強い思いだったり、夢みたいなものをたくさん抱えている。ある真実にたどり着いて、それを第九、薪、雪子を守るために死んでいく。この強い思いを抱えながら撮影現場に臨んだんですけど、すごく濃厚でした」と撮影を振り返った。

 鈴木は事件の捜査中に精神錯乱し、薪に正当防衛で射殺されてしまうため、クランクインが死体だったという松坂。「いかに体を動かさないか、死んでいるんでね」と茶目っ気たっぷり。初日を振り返り、「無です」とキッパリ。「どうやったら体を動かさないようにできるか、ずっと考えてましたね。あとは、目を閉じた時に自分の中で白い紙を作って、ちっちゃい黒い点を作り、そこをじっと見るようにしていました」と死体役の心得を明かし、感心させた。

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