桂歌丸「笑点」勇退前 一挙4人が座布団10枚の“珍事”

[ 2016年5月8日 17:55 ]

日本テレビ「笑点」のメンバー。8日放送は一挙4人が座布団10枚獲得

 落語家の桂歌丸(79)が今月22日の生放送で司会を勇退する日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)の8日放送分で、春風亭昇太(56)三遊亭円楽(66)林家たい平(51)林家木久扇(78)の4人が一挙に座布団10枚を獲得した。

 番組公式サイトによると、1992年5月10日(1319回)に6人が座布団10枚に達したことがあるが、4人も珍しく、この日は座布団がなくなる“珍事”も発生した。

 来週15日は「笑点50周年記念スペシャル」(後5・00)、再来週の22日は生放送。通常回としては、この日が歌丸の最後の司会となった。
 
 昇太が2問目でリーチをかけ、3問目。かつらをかぶり、おばあさんに扮し「ばあさん、元気かい?」という問い掛けに答えるもの。ここで「笑点」初期(1967年1月~69年11月)に座布団運びをしたタレントの毒蝮三太夫(80)がゲストとして登場。出題役を手伝った。

 毒蝮「ばあさん、元気かな?」
 昇太「あんたも元気だね。毒蝮三太夫。そんな名前で、よく生きていられるね」

 番組50年にふさわしい豪華賞品は1本作るのに1年半かかり、1本50万円の南部ぼうき。来週の記念の舞台をきれいにするというオチがついた。

 円楽が「すいません。これ続けて10枚になっちゃうと(昇太の掃除を)手伝うの?」と質問。大喜利が再開されると、円楽に4枚、たい平に5枚、木久扇に7枚と次々に10枚到達。座布団がなくなる事態となった。

続きを表示

2016年5月8日のニュース