市原隼人 実体験基づく脚本ドラマで幻影と筆談交流「鳥肌立った」

[ 2016年3月16日 16:15 ]

主演するWOWOWのドラマW「双葉荘の友人」会見に出席した市原隼人

 俳優の市原隼人(29)が16日、主演するWOWOWのドラマW「双葉荘の友人」(3月19日後9・00)の会見を、平松恵美子監督(48)とともに東京・赤坂の同局で行った。

 同局が主催する昨年の「第8回WOWOWシナリオ大賞」受賞作のドラマ化。市原は、自身が暮らしている自宅に26年前に住んでいた幻影と交流を深めるライターという特異な役どころで、撮影中に脚本家の実体験と聞かされ「あらためて読み直して、鳥肌が立った。でも、(幻影を)見て恐怖を抱かないということを常に頭の中に置いて演じた」と話した。

 ストーリー上も幻影役の中村倫也(29)と交流を深めていく。「触れられず言葉も交わせないので、筆談でやり取りをしたのですがなかなかない体験。中村くんとは同い年で、目の奥を見て会話ができました。不思議な空間で難しかったですね」と振り返った。

 一方で、臼田あさ美(31)との夫婦のきずなも重要なポイント。市原は、「事実と真実の違いを楽しんでいただければ。同じ類の話を見たことがないので、新鮮さとファンタジックなロマンスも楽しんでいただけると思います」とアピールしていた。

 また、「第9回WOWOWシナリオ大賞」の授賞式も行われ、岩手県出身の小山ゴロさん(49)の「稲垣家の喪主」が大賞を獲得。2016年度内にWOWOWでドラマ化されることが決まった。

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