天海祐希 慣れない公開アフレコに緊張「公開イジメみたい」

[ 2016年3月16日 13:59 ]

映画「名探偵コナン 純黒の悪夢」公開アフレコイベントで公開アフレコを行った天海祐希

 女優の天海祐希(48)が16日、都内のスタジオで行われたゲスト声優を務めた人気アニメの劇場版20作目「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」(4月16日公開)の公開アフレコイベントに登場した。

 96年1月からテレビアニメ、97年4月に劇場版第一弾がスタートしたシリーズ20周年を迎えた人気アニメの劇場版20作目。芸能デビュー20周年を迎え、コナンシリーズとも“同級生”の天海がゲスト声優として初参加。「宝塚をやめて20年で同級生なんです。すごい作品。そうそうたる声優の皆さんと並べはしないんですけど、同じシーンに出てしまうんですから。本当に嬉しく思っています。コナンくんと共演できてすごく幸せです」と笑顔でPRした。

 主人公の高校生探偵・工藤新一に毒薬を飲ませ、子どもの姿(コナン)にした「黒ずくめの組織」に属する“謎の女”を演じる。この組織の一員をゲスト声優が演じるのはシリーズの初のこと。声優経験はこれまでも何度もある天海だが、「“あっ”とか“えっ”“うっ”とかという音が多かったんですけど、初めてぐらいものすごいNGを出しました。(普段は)表情と顔と体で表現するけど、絵ができているものに合わせるのは思っている以上に(声を)出さないと絵を並ばないんです。難しかったです。緊張しました」とアフレコを振り返った。

 多くのカメラを前に公開アフレコにも経験。あまりない状況に「公開イジメみたい。大丈夫ですか?汗拭きだしてきましたよ」とドキドキ。「普段はモニターだけですからね。緊張しました」としながらも、しっかりと一発で決めてみせ「舞台をやっていた経験はプラスになっていたかもしれないですね」と満足そうに笑った。

 イベントでは、記憶を失くすという役柄にかけ、神経内科医で作家の米山公啓氏による脳内診断も行われた。「記憶力には自信ない」としながらも「追い詰められたほうが覚えやすくなりますね」とニヤリ。「(脳内年齢)23歳のオス(男性脳)のゾウ型(安定型)である」と診断され、「わかる気がする」と妙に納得。ただ、司会を務めた「NONSTYLE」の石田明(36)は「脳内年齢23歳というのはいまだに納得できない」と最後まで首をひねっていた。

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