ショーン川上氏「報ステ」降板 古舘氏が謝罪「正直、残念」

[ 2016年3月16日 22:17 ]

ショーン・マクアードル川上氏

 16日発売の「週刊文春」の報道で学歴詐称が明らかになった経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(47)は16日、水曜コメンテーターを務めていたテレビ朝日「報道ステーション」に出演せず、番組で正式に「降板」が伝えられた。

 冒頭、古舘伊知郎キャスター(61)は「水曜日です。きょうは。コメンテーターといえば、ショーン・マクアードル川上さん、ということになるはずだったんですが、本日からショーンさんの出演は取りやめさせていただくということになってしまいました」と静かな口調で本人の“不在”を説明した。

 続いて「思えば去年の4月から、経済を中心にさまざまなコメントをいただいてまいりましたけれども、週刊文春にショーンさんの経歴などに嘘、あるいは疑いありという記事が大きく載りまして、それに関してご本人がホームページに出ていた経歴、学歴等に関しては正しくない点があるというふうにお認めになりました。で、今後、出演は控えさせていただくというふうに仰いました」とし、「嘘があったとするならば、それは本当にいけないことです。ただ、正直申し上げまして、それはそうなんですが、同時に、残念だなと思うところも正直ございます。詳しいデータをもとに斬新な切り口でコメントを歯切れよく下さっていたので、そのあたりは悔しい思いもしております」と無念の思いも口に。
 
 「しかし、私どもとして冷静にとらえるならば、さまざまなところを確認できていないで、ここまできたということに関しては、テレビをご覧の皆様に本当に申し訳ない思いです。そのあたりは深くお詫びさせて頂きます」と謝罪した。

 川上氏は15日に自身の公式サイトを更新。学歴詐称を認めて謝罪した上で、テレビ、ラジオなど計6番組の出演を辞退し、今後の活動を自粛する意向を示していた。

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2016年3月16日のニュース