柄本佑 綾瀬はるかと12年ぶり共演を喜ぶ「同級生に再会した感じ」

[ 2016年2月19日 06:00 ]

「わたしを離さないで」で12年ぶりに共演する綾瀬はるか(左)と柄本佑(C)TBS

 俳優の柄本佑(29)がTBS金曜ドラマ「わたしを離さないで」(金曜後10・00)に第7話(26日放送)から出演する。ヒロイン・綾瀬はるか(30)とは、同局「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年7月クール)以来12年ぶりの共演。「同級生に再会した感じに似ていました。とても楽しいです」と喜んでいる。

 原作は、日系英国人のベストセラー作家カズオ・イシグロ氏(61)が2005年に上梓した「Never Let Me Go(原題)」。英国で100万部を超える大ヒットとなった衝撃SFミステリーで、今回が世界初のドラマ化。綾瀬、水川あさみ(32)、三浦春馬(25)が“提供”という「特別な使命」を背負った若者を演じ、生の意味を問い掛ける。

 ドラマは第3話から青年期に突入。山の中にある世間から隔離された施設「陽光学苑」を卒業した主人公たちは、生活の場を「コテージ」と呼ばれる一軒家に移し、共同生活を送っている。

 柄本が登場する第7話から最終章「希望編」に突入。柄本が演じるのは、恭子(綾瀬)が介護人を務める提供者・加藤。既に提供が始まっており、ある意味で達観している男。ほかの人には打ち明けない胸の内も、加藤には不思議と話してしまうなど、恭子の心の拠りどころとなる人物。

 柄本は「綾瀬さんとお会いするのは、ほぼ『セカチュー』以来なのですが、何も変わらずに関係が続いていたかのようで、ちょっと同級生に再会した感じに似ていました。とても楽しいです」と笑顔。「監督から加藤は恭子が父性を感じるような男だと言われたので、それを意識しながら演じています。難しいテーマであり、なおかつ途中からの参加なのですが、何とかドラマの世界に馴染めるよう頑張ります」と意気込んでいる。

続きを表示

2016年2月19日のニュース