小澤征爾氏「仲間たちと喜び分かち合いたい」 グラミー賞受賞

[ 2016年2月16日 10:30 ]

最優秀オペラ録音部門でグラミー賞を受賞した指揮者の小澤征爾氏(10年撮影)

 米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞の受賞作が15日、米ロサンゼルスで発表され、指揮者小澤征爾氏(80)が最優秀オペラ録音部門で初受賞した。グラミー賞受賞は日本人9人目。

 13年8月、長野県松本市で開かれたサイトウ・キネン・フェスティバル松本でラベルの「こどもと魔法」を指揮し、候補作はその公演を収録したアルバム。

 小澤氏は16日、セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会を通じて「たいへんうれしく、みんなとこの作品をつくれたことを誇りに思います。仲間たちとこの喜びを分かち合いたいです」とコメントを発表した。

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