「あの子は誰!?」ピザハットCMから1年 加藤玲奈の今

[ 2016年2月7日 17:30 ]

初の選抜16人入りを果たした加藤玲奈。キュートなルックスはグループ屈指だ

 AKB48の加藤玲奈(18)が3月9日発売の10周年記念シングル「君はメロディー」の歌唱メンバーに選ばれた。単独出演した「ピザハット」のCMで「あのかわいい女の子は誰!?」と世間に注目され始めてから約1年。ついに記念曲の選抜メンバー16人という特別な枠に入り、グループの中心に躍り出た形だ。グループ屈指のビジュアルクイーンを直撃!

 ――1年前に「ピザハット」のCMのことで取材した時、抱負を聞いたら「16人選抜に入りたい」と答えていたんですよ!?

 「えー?そんなことを言ってたんですね(笑い)」

 ――実際に16人選抜に入ってみてどうですか?

 「最初は“(驚いて)ハーッ!”って感じじゃなく“(淡々と)入ったんだ…”って感じでした。会場で発表される前に“MV(ミュージックビデオ)の撮影があります”ってメールが来て知ったんですよ。でも、本当にうれしかった」

 ――自分の何が評価されたのだと思いますか?

 「なんですかね…。なぜかは分からないですけど、頑張ったことの積み重ねが結果に出たのだとしたら良かったです」

 ――AKBのオーディションでは全く踊れなかった子がここまで来たのですからね?

 「はい。踊れなかったです(苦笑い)。踊りはこの何年間でようやく慣れてきました」

 ――16人選抜に入ってもダンスで引けを取らないようになった?

 「そうですね。選ばれたからには、そのくらいの自覚がなければダメですよね。自信を持ちたいです」

 ――MVを撮って感じたことは?

 「16人というのが初めてだったので新鮮でした。ダンスシーンの時に“こんなに人数が少ないのに私が入ってるんだ!?”って、あらためて思いました。あと、たかみな(高橋みなみ) さんのラストということで感動もありました」

 ――前田敦子さん、大島優子さんら卒業生も一緒でしたよね?

 「優子さんは凄く元気じゃないですか!?撮影中もみんなを笑わせてくれたり、やっぱり凄いなと思いました。オーラを感じて“スターだ!”って(笑い)」

 ――大島さんはどんなことをして笑わせてくれたんですか?

 「撮影の時に私の隣にいたんですよ。それで、私のお胸に手を当ててきたりとか…(笑い)。そういう感じで、いろいろとじゃれてました」

 ――前田さんや大島さんのどんなところにスターを感じますか?

 「今いるメンバーよりも明るいなと思いました。楽屋でも撮影中でもみんなが疲れているような時でも和ませてくれるというか、明るい雰囲気をつくってくれました」

 ――勉強になったことは?

 「全てですね。例えば、明るくなければダメだということをあらためて思ったし、後輩とスキンシップを取るのもさすがだなと思いました」

 ――今回の16人には、同世代として、センターを務める宮脇咲良さんや期待の向井地美音さんも入っています。

 「同世代の子たちで頑張らなくちゃいけないというのはありますね。私たちは落ち着いているというか…。まだ若いので、卒業生の明るさに負けずに元気にやらなくちゃいけないと感じます」

 ――同世代でライバル意識はありますか?

 「私はあまりライバルって…。本当はいなくちゃいけないと思うんですけど、いないんです。マイペースなんですよ。だから、よく言うんですけど、自分がライバルというか、前の自分よりも上がっていきたいというのはあります」

 ――センター願望はあるんですか?

 「センター願望は、まあ、ありますけど、そんなに…という感じ」

 ――でも、いつかはやってみたい?

 「やってみたいですね。“(自身がメンバーを選ぶ)れなっち総選挙選抜”じゃなく、実力で選ばれたいです」

 ◆加藤 玲奈(かとう・れな)1997年(平9)7月10日生まれの18歳。千葉県出身。2010年3月、10期生オーディションに合格。12年3月、研究生からチーム4に昇格。14年6月の選抜総選挙で32位。同年7月から「ピザハット」のCMに出演。15年6月の選抜総選挙で28位。将来の夢は「モデルになって、それから女優になる」。愛称・れなっち、かとれな。

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