桃井かおり 縁ある田中絹代賞「この上ない光栄」

[ 2016年1月21日 09:50 ]

田中絹代賞に輝いた桃井かおり

2015年毎日映画コンクール

 【田中絹代賞 桃井かおり】桃井は「田中絹代さんのお名前のついたこの賞を頂けるなんて、ただただこの上ない光栄と喜びです」と仕事先の米国からコメントを寄せた。79年に「もう頬づえはつかない」で演技賞、97年に「東京夜曲」などで主演賞を贈られており、毎日映コンの歴史に名前を刻むのは3度目だ。

 「映画でデビューして私が初めてテレビに出たのが、(73年放送の)NHK“たった一人の反乱”というドラマ。リハーサル室で“私も(ドラマは)初めて(みたいなもの)でございます。新人同士よろしくね”と話し掛けてくださったのがあの田中絹代さんでした。不慣れな2人は疲れ果てて、NHKの食堂でラーメンをすすりました…」

 鎌倉の自宅にも招かれてうなぎをごちそうになったのも楽しい思い出。桃井は「前略おふくろ様」などでの共演を通し、「私は、たくさんのおいしい物を田中さんから頂きました」と独特の表現で感謝。そして「女優として艶やかで、でも本人はあれだけ質素で、人間としては最も謙虚で、でも大胆で」と思いは尽きない。

 日本で初めてメガホンを取った女優が田中さん。その背中を追って桃井も監督業に進出。第2弾「火 Hee」にベルリン映画祭フォーラム部門から招待状が届いた。06年公開のデビュー作「無花果の顔」に続く快挙。「奇跡です!」と二重の喜びに快さいを叫んだ。

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