東大で「バカ田大学」開講!みうらじゅん氏ら講師に バカ論語る

[ 2015年11月6日 15:58 ]

バカ田大学で講師を務める、みうらじゅん氏

 大ヒット漫画「天才バカボン」の作者である故赤塚不二夫さんの生誕80年を記念し、「バカ田大学」を期間限定で開講することが6日、分かった。15年12月1日から2016年3月31日の4ケ月の間に17コマの講義(6日現在)が予定されている。開催場所は東京大学の山上会館。

 バカ田大学では「これでいいのだ」に代表される赤塚イズムを再発見するべく、さまざまな分野の第一線で活躍するイラストレーターのみうらじゅん氏(57)ら著名人が、それぞれの表現方法で「バカとは」について解き明かすために東京大学の教壇で熱弁を振るう。

 ◆赤塚不二夫さん 1935年9月14日生まれ。手塚治虫の「ロストワールド」に影響を受け漫画家を志す。56年に「嵐をこえて」で漫画家デビュー。62年に「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」の大ヒットにより一躍人気作家となる。その後も67年に代表作「天才バカボン」や長期連載作品となる「もーれつア太郎」の連載が開始し、ギャグ漫画の王様とうたわれるようになる。97年には第26回日本漫画家協会文部大臣賞を受賞。98年には紫綬褒章を受章するなど日本を代表する文化人として知られた。2008年8月2日に肺炎のため逝去。享年72。

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