SHOW―YA 女性だけの野外ロックフェス最多開催でギネス申請

[ 2015年9月22日 05:30 ]

ギネス世界記録に申請されたSHOW-YA

 出演者が全員女性の音楽祭「NAONのYAON」をプロデュースしている5人組バンドのSHOW―YAが、「女性だけの野外ロックフェスティバルの企画運営回数」がギネス世界記録に認定されるように事務局に申請した。

 8月23日の開催で通算10回目を迎えたタイミングで世界記録の仲間入りに挑戦。申請は今月18日付。手続きをした所属レコード会社のユニバーサルミュージックは「調べた限り、他に類を見ない。認められる可能性は高いと思う」と自信を見せている。すでに来年6月12日に、第11回の開催も決まっている。

 初開催は1987年。当時、THE ALFEEが夏に大規模な野外コンサートを行っていたことに刺激され寺田恵子(52)が「彼らが太刀打ちできないことをしよう」と、男子禁制の野外公演を思いついた。

 当初は出演者だけでなく、スタッフまで女性限定にするこだわりようで、同じ女性バンドのプリンセス・プリンセスも出演した。91年まで5年連続で開催され、08年に17年ぶりに復活。13年からは毎年行っている。

 SHOW―YAのデビュー30周年が重なった今年は、初めて年に2回(4、8月)開催。会場はいずれも東京・日比谷野外音楽堂で、8月の公演はスポーツニッポン新聞社などが主催した。

 来年6月開催の次回以降についてユニバーサルミュージックは「SHOW―YAがある限り、そして野音(日比谷野外音楽堂)がある限り続けます」としている。ギネス記録に認定された後も、記録の更新は続いていきそうだ。

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2015年9月22日のニュース