大沢たかお 俳優業原点は学芸会 一つだけのセリフに爆笑され…

[ 2015年9月22日 11:15 ]

ストレートにカッコ良い! という雰囲気を漂わせる大沢たかお

 大沢たかお(47)の俳優業の原点は、幼稚園の学芸会の「白雪姫」だった。

 「僕は鏡の役だったんです。鏡を持って立っていてセリフは一つだけ。“鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのは誰?”と問われて“はい。それはあなたです”と答える。でも、緊張して早口になってしまって“はい”の後、何を言ってるのか分からなくなっちゃった。客席には自分の親もいたんですけど、みんなに大爆笑されたんです」

 普通の子供なら失敗を恥じ、二度と演じたくないと思うところだ。しかし、大沢は違った。失敗したにせよ、自分の演技に観客が大きく反応したことに心を動かされた。

 「人前で、自分の体を使い、何か一生懸命やって喜んでもらう。それだけでいいんです」

 役者としての基軸だ。

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2015年9月22日のニュース