高良健吾 尾野真千子に宿題出される「やってみな」

[ 2015年6月7日 17:35 ]

舞台あいさつを行った高良健吾(左)と尾野真千子

 俳優・高良健吾(27)と女優・尾野真千子(33)主演の映画「きみはいい子」(監督呉美保、6月27日公開)のプレミア試写会が7日、都内のホールで行われた。

 小学校の新米教師役を演じ、さまざまな学校問題と対じした高良は「いろんな役者仲間から“子供はバケモンだよ”という話を聞いていて、ちゃんと向き合えるか不安だったけれど、素直に向き合っていたらただ楽しく、ただ大変だった」という。「誰かに抱きしめられてください」という宿題の答えを聞くシーンでは、「リハーサルもなく、ドキュメンタリーのように撮っていった。子供を大切にしたら世界が平和になると、きれいごとじゃなく本当にそう思えた」と振り返った。

 そこで、「最近、誰かを抱きしめたことは?」というお題には、「けっこう男友達と、久しぶりに会った時やまたねの時は、握手してこれ(ハグ)が普通ですね」と笑顔。一方の尾野は、「(故郷の)奈良に帰って、東京に戻る時にはいつも母親とハグを何年も続けています。ここ1年は父親とも。急にきたので、寂しくなってきたのかも」と照れながら明かした。

 すると高良が、「自分も両親にしてみよ」と乗り気。尾野も、「やってみな。宿題ね」と約束させていた。

 また、先月29日に第一子となる男児を出産したばかりで産休中の呉監督から、「この映画を見てくださった方が、それぞれの幸せについて考えを巡らせていただけたらうれしいです」と、母子の写真とともにメッセージが届いた。

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2015年6月7日のニュース