キャップ回収運動参加のロンブー淳、団体には「ガッカリです」

[ 2015年4月10日 21:30 ]

「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳

 「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(41)が10日、ペットボトルキャップのリサイクルで世界の子どもたちにワクチンを届ける活動を進めるNPO法人「エコキャップ推進協会」がキャップの売却益をワクチン代に寄付していなかった事実を公表したことを受けて、自身のツイッターでコメントを発表。NPOに対して落胆の思いをつづるとともに、「僕を信じてキャップを託してくれた皆さん…申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 「エコキャップ推進協会」は10日、キャップの売却益をワクチン代に寄付していないという一部報道を受け、公式サイトで「当協会において前事業年度に限り『世界の子どもたちにワクチンを日本委員会』に寄付が滞り、結果的に皆さまのエコキャップがワクチンにならなかったこと、またそれをご報告しなかったことを深くおわび申し上げます」と謝罪。障害者の雇用支援に取り組む団体への寄付に充てていたと発表した。

 自身のインターネット個人製作番組「淳の休日」などで「ポリオ撲滅運動」としてキャップ回収運動を呼び掛け、集まったキャップを協会に送っていた淳はこの騒動に言及。「淳の休日において、皆さんに寄付して頂いたキャップポリオ撲滅に使われていなかったと言う事です。しっかりとした団体だと信じていたのですがガッカリです」と不快感を示し、運動に参加したファンに対して「今回、協力して頂いた皆さんの気持ちを踏みにじる形になってしまった事、ペットボトルのキャップを集める運動の代表としてお詫びいたします。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 「エコキャップ推進協会」からは「淳の休日」に対し、現時点ではコメントはないという。「どんな理由があったにせよ、ポリオ撲滅の為に募ったキャップが全く別のものに使われていた事は許される行為ではありません」とNPOの行為を斬って捨てた淳。それでも「このキャップを集めるという運動をこのまま辞めたくないので、どんな形になるかまだわかりませんが、皆さんのキャップ集めどうか続けて頂いて、然るべき場所に届ける事は続けていきたいと考えてますのでご協力下さい」とし、今後も回収活動を続けていきたい意向を示している。

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2015年4月10日のニュース