向井理 主演ドラマ「永遠の0」撮影で「流血したことも」

[ 2015年1月24日 05:30 ]

テレビ東京「永遠の0」会見に出席した(前列左から)広末涼子、桐谷健太、向井理、多部未華子、伊東四朗(後列同)中尾明慶、満島真之介、賀来賢人、金井勇太、渡辺大、中村蒼

 俳優の向井理(32)が23日、都内で、主演するテレビ東京のスペシャルドラマ「永遠の0」(2月11、14、15日放送)の制作発表を行った。昨年12月28日に女優の国仲涼子(35)と結婚してから、初めての公の場となった。

 第2次世界大戦時、天才的な操縦技術を持つ零戦パイロットだったが、妻や子供のために生きることに執着し続けた宮部久蔵役。親が決めた相手と結婚した直後に出征する設定で、「結婚生活がほとんどなく、他人と結婚するってこういうことなのかなと思った。当時はそれが当たり前だったのかもしれないけど、今考えると違和感があって、時代の変化も感じた」と、自身の結婚生活に照らし合わせながら心境を明かした。宮部が終戦間際に特攻に志願して命を落としたことについて、「守るべきものができたのに、なんで最後に飛び立っていったのか分からない。演じ終わった今でも分からない」と実感を込めながら語った。

 放送3日間で計7時間の大作。共演者も豪華で、「皆さんの持ってくる熱量が凄くて、その気負いが心地よかった。殴る蹴るのシーンでヒートアップして手が当たり、流血したこともあった」と熱い撮影を振り返った。終了後、報道陣から「結婚おめでとうございます」と呼び掛けられたがコメントはせず、客席に会釈して会場を後にした。

 作家百田尚樹氏(58)の小説が原作で、13年公開の映画版ではV6の岡田准一(34)が主演。向井の孫役の広末涼子(34)は「テレ東は妖怪ウォッチだけじゃないぞ、宮部久蔵は岡田くんだけじゃないぞと見せつけてくれる」と“向井版”をアピールした。

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