“浪速のロッキー”赤井英和 30年ぶりリングも「これで最後」

[ 2015年1月23日 05:30 ]

30年ぶりにリングに上がった赤井英和

 元プロボクサーで俳優の赤井英和(55)が30年ぶりにリングに上がった!!ABCテレビのレギュラー番組「ごきげん!ブランニュ」(月曜後11・17)で、赤井との対戦を夢見る元アマチュアボクサーの挑戦状を受けてこのほど実現。トミーズ雅(55)がレフェリーを務め、“浪速のロッキー”が躍動した。

 1985年2月5日、急性硬膜下血腫などの重傷を負い生死をさまよった最後の一戦以来のリング。プロで21戦19勝16KOの戦績を残し、現在は芸能活動の傍ら近大ボクシング部の総監督を務める。試合前、「学生に厳しく指導する総監督としてはエエとこ見せたい」と意気込んだが、「学生との練習では息が上がってこっちがダウン。ボクシングがこんなにしんどいもんやったとは、と30年ぶりに思った」と苦笑いした。

 挑戦した大阪市内の古着店主・西口正さん(67)はかつて関学大ボクシング部に所属し、近畿王者にもなった猛者。赤井は「レベルの高い技術をお持ちなので、自分もケツの穴締めて戦う」と気合を入れ、家族や大学の教え子が見守る中、勝負に臨んだ。

 また、久々のトレーニング生活がよほどつらかったのか、「観客の前でリングに上がるのはこれで最後にしたい」と宣言。長年の夢がかなって喜ぶ西口さんからの「70歳になったらまた挑戦状を掲げたい」という発言には、「俺にはやめて。堪忍してくださいよ!」と必死に訴えていた。試合の模様は来月2日放送。 

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