泉ピン子　アフレコ初挑戦でダメ出し経験「何十年ぶり」

公開アフレコを行った（左から）泉ピン子、ベッキー、カンニング竹山

　女優の泉ピン子（６７）が２７日、都内のスタジオで行われた映画「ミュータント・タートルズ」白熱の逆バンジーアフレコイベントにタレントのベッキー（３０）、お笑い芸人のカンニング竹山（４３）とともに登場。人生初のハリウッド映画アフレコに挑戦し、数十年ぶりのダメ出しを経験したことを明かした。

　実際のアフレコは数カ月前に行われていることもあり、「緊張する。ドキドキする」と最初こそ強張った顔を見せるも、２度のアフレコをやり終えると、「やればできる」とご満悦。とはいえ、「ちょっとだけだから良かったのかも。合わせるのにこんなに練習したことない。アフレコの人って大したものよ」と本職の声優への称賛を続けた。

　ピン子にとって映画のアフレコは初めて。「初体験だから受けたというのはある。アフレコをちょっとやってみたかった」といい、最初は「どうやって合わせればいいのか、わからなかった」と初体験の苦労を告白。「ダメ出しをされて嬉しかった。何十年ぶりかにダメ出しされたわよ。人にダメ出しするけど、私にダメ出しする人はいないですから。初心に戻る仕事ができて良かった」と笑った。

　イベントでは、バンジートランポリンでタートルズの面々がパフォーマンスを披露。それを見たピン子が「これを私にやれって言ったのよ。天下の泉ピン子ですよ、バカでしょ？何かあったら芸能界の損失ですよ。やるわけないでしょ！」と映画会社からの提案を一蹴。そこでスプリンター師匠役の竹山に白羽の矢が立った。「やんなさい」というピン子からの指示もあり、高所恐怖症ながらも世界初の逆バンジーをしながらもアフレコに挑戦した竹山。「怖ぇ～」「ヤバイ」と恐怖の声を上げながらも何とかやり抜き、「本当に嫌でしたよ。事件起こして映画会社を困らせてやろうかな」とまさかのとばっちりに恨み節だった。