仲間由紀恵 森光子さん墓前で決意「自分なりの芙美子像を」

[ 2014年11月11日 05:30 ]

故森光子さんの墓を参り「放浪記」再演を報告する仲間由紀恵

 女優仲間由紀恵(35)が10日、京都市上京区の帰白院にある故森光子さんの墓前を訪れ、森さんのライフワークだった舞台「放浪記」の主演引き継ぎを報告した。

 小説家林芙美子を主人公に1961年の初演から通算2017回上演された名作。「物凄くプレッシャー」と漏らしながらも「きのうまで雨だった京都が晴れた。森さんが“挑戦していいよ”と言ってくれたと思って頑張ります」と話した。

 「自分なりの芙美子像をつくり上げたい」と強調し、「でんぐり返し」の名場面については「森さんが芙美子の人生を表現する、一つの手段としてあったものだと思う」と、固定観念に左右されない考えを表明。演出を手掛ける北村文典氏(68)が「4回転ジャンプでもするか」とリップサービスすると、仲間も「皆さまの期待に応える作品にしたい。4回転に期待、ですか?覚えておきます」と続けた。東京公演は来年10月14日~11月10日、シアタークリエで。

続きを表示

2014年11月11日のニュース