“ハマった人はハマった”「若者たち」視聴率だけで測れないドラマ満足度

[ 2014年9月30日 15:53 ]

フジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」制作発表会見。(前列左から)野村周平、満島ひかり、妻夫木聡、瑛太、柄本佑(後列左から)橋本愛、長澤まさみ、蒼井優、吉岡秀隆

 7月クールのテレビドラマが終了した。多くの視聴者にどれだけ見てもらえたかという視聴率ではなく、視聴者の“満足度”が高かったドラマに視点を移すと、面白い結果が見えてくる。

 視聴率においては、大方の予想通り、木村拓哉主演の大人気シリーズ「HERO」(フジ)が全11話平均21・3%(ビデリサーチ調べ、関東地区、以下同)でトップ、続いて上戸彩が不倫妻を演じて話題を呼んだ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(同)が全11話平均13・9%で2位という結果だった。

 データニュース社が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」によると、7月クールの満足度トップは、こちらも「HERO」で3・89(5段階評価、全話平均)。高満足度の目安とされる3・7を一度も下回ることなく、どの回も安定して高満足度をキープした。

 2位も視聴率と同じく「昼顔」で3・85。序盤から高満足度を維持し、最終回前の第10話で最高の4・06まで上昇。好調のうちに終了した。

 満足度3位に入ったのは意外なドラマだった。妻夫木聡主演の「若者たち2014」(フジ)で、満足度は3・8と、「HERO」「昼顔」に負けないほど、視聴者を満足させた。

 このドラマは、1966年(昭41)に放送された昭和の名作ドラマをリメイクしたもので、全11話の平均視聴率では7・8%と低調に終わった。初回は全話中、最も低い満足度の3・42。テレビウォッチャーに寄せられた回答からも「古くさい」「リアリティーを感じない」など、芳しいものは少なかった。

 しかし、回を追うごとに満足度は上昇。第9話では最高の4・22となった。「昭和の香りがするドラマでとても面白かった」「現代には珍しい家族愛を謳ったおもしろいドラマ」と、終盤では視聴者からも高評価だった。これこそ“ハマった人はハマった”ドラマだったようだ。

 10月クールのドラマも、視聴率だけでなく、視聴“満足度”にも注目していきたい。

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