YOSHIKI「つらい」Toshlが洗脳生活、HIDEさんに自責の念を告白

[ 2014年8月23日 10:26 ]

「X JAPAN」のYOSHIKI

 ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)が22日夜、自身のツイッターを更新。「TVつらくて見てられない」とつぶやいた。同日放送されたTBS「中居正広のキンスマスペシャル」(後7・56~9・48)に出演し、12年間の“洗脳生活”を告白したボーカルのToshl(48)に言及したものとみられる。

 YOSHIKIの午後8時57分のツイートは「TVつらくて見てられない」の一言だけ。だが、Toshlを指していることは明白だ。

 Toshlは12年間に及んだ洗脳生活の苦悩を激白した。

 結婚から2カ月後の1997年4月、元妻に勧められ、バンドを脱退。「自分なんかダメだっていう否定もあったんで。X JAPANのボーカルに値しないっていう。X JAPANの未来のことまでは考えられないというか。自分のことしか考えられなかったです」と振り返った。

 同年9月22日「X JAPAN」が解散を発表する一方、同27日にToshlは元妻に誘われ、3日間の自己啓発セミナーに初参加。その後もセミナーに通い続ける。しかし、1回の受講料は数十年以上。結婚から10カ月にして所持金がほぼ底をついたという。

 同年大みそかの解散コンサート(東京ドーム)。「朝も東京ドームに行くまで(セミナーの主宰者から)恫喝と暴力を受けてから行っていますし。そんな状態の中でステージに立つと、やはり恫喝される時、罵倒される時に言われるような言葉や痛みがフィードバックしてくるような、そんな状況でした。要はX JAPANっていうのは諸悪の根源で、世界中の若者をダメにした最悪なものだと。それがおまえなんだと。その頃になると、かなり言われていましたので」。Toshlがそんな状態のままライブに臨んでいたとは、誰も知る由もなかった。

 98年5月2日、ギターのHIDEさん(享年33)が死去。Toshlは「当然、自分がそこで(バンドを)辞めてなかったら、みんな違う人生がそこにありますので(HIDEさんが)そうはなってなかっただろうなぁという気持ちは、やはりあります」と自責の思いを吐露した。

 同年9月、週刊誌に記事が掲載され、洗脳騒動が表面化。騒動により団体に迷惑を掛けたため「とにかく何でもいいからお金を作らなきゃという気持ち」になり、Toshlは2年間500回以上、全国を回り、主宰者の曲を歌った。

 2004年4月には団体施設で児童が虐待を受けた疑いがあるとして児童相談所に保護されるというニュースが報じられ、被害者から裁判を起こされた。

 06年9月「X JAPAN」再結成の話が持ち上がった。主宰者は契約金3億円を目的に「また(悪の根源と言われた)そこ(X JAPAN)に戻れ、って言われて。そんな簡単にひっくり返っちゃうのかな?って。そこは納得ができなかったです。それまで鉄の壁のように自分で作っていたものに、ポロッて穴があいてしまったみたいな。そういう雰囲気でした」とToshlは主宰者に初の疑問を抱く。

 07年10月「X JAPAN」再結成。しかし、ギャラは主宰者へ。Toshlの生活費は1日500円だった。09年6月、元妻に初の反抗。それは暴力として返ってきた。「何かの学びとかトレーニングだとか、そんなものは全く関係のない世界。彼らの本性というか魂胆というか、性根を見たという感じでしょうか」。そして、ついに逃亡を決意する。

 同年10月、営業のイベント先のリハーサル中に倒れ、病院に運ばれたが、イベントに呼んでくれた会社社長が知人の警察関係者の家にかくまってくれ、逃亡に成功。12年間の洗脳生活は終わりを告げた。10年2月、元妻との離婚が成立した。

 YOSHIKIは一夜明けた23日「実はもっともっと複雑」とも。Toshlやバンドをめぐる激動はオンエアされたもの以上だったことを示唆した。

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