アナ雪、なぜ日本で人気?米誌 女性の社会進出などと関連付けて分析

[ 2014年8月11日 16:00 ]

 ディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」が日本で大ヒットしていることを受け、複数の米誌が「なぜ日本でこんなに人気なのか」という趣旨の記事を掲載、声優の人気のほか、日本女性の社会進出などと関連付けて取り上げた。

 「アナ雪」は日本国内の興行収入が「千と千尋の神隠し」「タイタニック」に次ぐ歴代3位を記録。7月半ばに発売されたブルーレイディスクとDVDなどのセットも爆発的な売れ行きを見せている。

 ハリウッドで最も伝統がある映画雑誌「ハリウッド・リポーター」は、アナ雪の日本での人気は世界でも群を抜いており「アニメとディズニーが好まれる日本での人気は想定していたが、社会現象ともいえるほどのこのような人気は誰も予測していなかった」とした。

 人気の一因としてヒロインのアナとエルサの日本語吹き替えを神田沙也加さんと松たか子さんに担当させたキャスティングを指摘。劇中歌「レット・イット・ゴー」の日本語版「ありのままで」を歌う松さんらの歌声や歌詞の日本語訳も評価した。

 アトランティック誌は、アナ雪が特に女性に人気が高いことに着目。高学歴にもかかわらず先進国の中で就業率が低く、活躍の場を制限されている日本女性がアナ雪の力強く自立したヒロイン像に引きつけられていると分析した。

 東京都議会のセクハラやじ問題にも触れ、安倍晋三首相が「女性が輝く社会」を推進する中、政権与党の自民会派所属議員からやじが出ており、女性の社会進出への道は遠いと指摘。「安倍政権が女性に『輝く』よう説得するのを横目に女性たちは『ありのままで』を歌うためにカラオケに足を運ぶ」と皮肉った。(共同)

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