ケンシロウと町おこし!北海道北斗市“同名つながり”でタイアップ

[ 2014年8月10日 07:00 ]

「北斗市に黒王号を呼ぶ会」が誘致を目指す黒王号の像

 ケンシロウで市をPR――2016年春開業予定の北海道新幹線の始発・終着駅となる「新函館北斗駅」がある北海道北斗市の市民有志が、新たな観光の目玉にと人気漫画「北斗の拳」とのタイアップを発案した。まずは第1弾として、主人公ケンシロウの兄ラオウの愛馬「黒王号」の等身大の像を誘致し、市内に展示するのが目標だ。

 名前が似ているだけで北斗市と「北斗の拳」にゆかりはない。活動の発起人・北斗市議の高村智さん(47)は、昨年10月に漫画の著作権を管理する「ノース・スターズ・ピクチャーズ」(東京)に協力を要請する手紙を送付した。06年に市町村合併で誕生した北斗市の“売り”は豊かな自然だが、全国的には知名度が低い。タイアップで「北斗」という名前をPRしたいと訴えた。

 同社から「協力できることがあるなら」と前向きな返答があったことを機に、農協や漁協、商工会の青年部員らが「北斗市に黒王号を呼ぶ会」を設立し、署名活動を始めた。インターネット募集はせず、戸別訪問やファクスで地道に呼びかけた結果、約1週間で1870人の署名が集まった。

 こうした動きを受け、6月末には同社の取締役ら2人が北斗市を訪問、高谷寿峰市長とも面会した。同社の広報担当者は「盛り上がってもらえて大変ありがたい。まだ正式なオファーはないが、北斗市と一緒に何か実現したい」と話している。

 黒王号の像は、高さ約4メートルで、3月に大阪でのイベントに登場。現在は同社が保管している。

 高村さんは「“北斗の拳”のファンに新幹線で足を運んでもらえるような街をつくりたい。新幹線と絡めたPRや、キャラクターのコスプレコンテストなど、アイデアは尽きません」と、夢は膨らむばかりだ。

 【漫画・アニメでの主な町おこし】

 ▼ゲゲゲの鬼太郎 鳥取県境港市の「水木しげるロード」には、鬼太郎やねずみ男など妖怪153体のブロンズ像が並ぶ。設置から21年目となった今年2月、観光客が2500万人を突破した。

 ▼キャプテン翼 作者・高橋陽一氏の地元である東京都葛飾区が、公園に主要キャラ8体の像を設置。さらに同区には「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台となったJR亀有駅もあり、駅周辺には両さん像など14体の像がある。

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