要潤 小3女児と接触事故…時速20キロ以下で走行「突然目の前に」

[ 2014年8月2日 05:49 ]

要潤

 俳優の要潤(33)が7月31日、都内で乗用車を運転中、小学3年生の女子児童と衝突し、右足打撲のケガを負わせる事故を起こしていたことが1日、分かった。女子児童は病院に搬送されたが軽傷。要の所属事務所は文書で謝罪し、「一社会人として、誠意を持った対応を努めさせていただいております」とコメントした。

 警視庁玉川署によると、事故は7月31日午後3時5分ごろ、世田谷区桜新町2丁目の片側1車線の直線道路で起きた。要が運転するセダンタイプの自家用車と、小学3年生の女子児童が衝突した。

 女子児童は、道路に面した学習塾から出てきて、車道を横断。反対側の歩道に立つ母親に向かって走ったという。乗用車の前面にぶつかり、右足を打撲した。横断歩道はなかった。要は急ブレーキを踏んだが、間に合わなかったという。

 事務所によると要は「速度は20キロも出ていない状況」で走行中だったという。当日は、プライベートで、1人で運転していた。同署の調べに「突然、女の子が目の前に飛び出してきた。気付いたら車の前に出ていた」と話しているという。現場付近は見通しが良く、同署によると事故の多い場所ではないという。一番近い横断歩道までは約100メートル離れていた。

 近くに住む男性は「要さんはショックを受けていた様子だったけれど、冷静に警察と女児らに対応していた。女児も肘を手で押さえていたが、重傷ではないようだった」と話した。

 要にケガはなく、1日は予定通りに仕事をこなした。所属事務所はファクスで「相手様含め、皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしました事、心より深くおわび申し上げます。一社会人として、昨日より誠意を持った対応を努めさせていただいております」とコメントした。

 要はドラマや映画で活躍するほか、出身地の香川県名産のうどんをPRする「うどん県副知事」を務めている。同県の担当者は「(事故は副知事の仕事に)特に影響ないと考えており、現在のところ対応も協議もする予定はございません」としている。

続きを表示

この記事のフォト

2014年8月2日のニュース