半沢最新作「銀翼のイカロス」発売日に品切れ続出!10万部重版

[ 2014年8月1日 17:35 ]

発売初日に売り切れ店が続出、10万部の緊急重版が決まった「銀翼のイカロス」(C)ダイヤモンド社

 半沢直樹シリーズ第4弾となる池井戸潤氏(51)の最新作「銀翼のイカロス」(ダイヤモンド社)が1日、発売された。待ちわびたファンが開店前の書店に並び、売り切れる店舗も全国的に続出。同社はこの日、10万部の緊急重版を決めた。

 TBSドラマ「半沢直樹」の空前の大ヒットから1年が経ったが、ブームはまだ終わらない。

 6月11日に発売日が発表されて以来、予約が集中。今年発行された単行本のうち、初版部数は最大の25万部となった。それでも書店からは「足りない」という声が上がり、発売日前日の7月31日に2刷5万部の緊急重版となった。

 発売初日のロケットスタートを受け、さらに3刷10万部の緊急重版。累計発行部数は早くも40万部に達した。

 最新作は、頭取命令により経営再建中の帝国航空を任された半沢が500億円もの債権放棄を求める政府の再生タスクフォースと激突する。政治家との対決、立ちはだかる宿敵、行内の派閥争い――。半沢に勝ち目はあるのか?

 最新作の発売はドラマのその後を描いた第3作「ロスジェネの逆襲」にも波及。売上が倍増(6月比)する効果が表れた。映像化を望む声も高いという。

 

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