「ラモーンズ」初代ドラム、トミー・ラモーンさん死去 62歳

[ 2014年7月12日 15:37 ]

11日に亡くなったパンクバンド「ラモーンズ」の初代ドラム、トミー・ラモーンさん(AP)

 米国を代表するパンクバンド「ラモーンズ」の初代ドラムで、オリジナルメンバーとしては唯一、存命だったトミー・ラモーンさんが胆管がんのため11日、ニューヨークの自宅で亡くなった。62歳。米メディアが報じた。

 1952年、ハンガリー・ブダペスト出身。葬儀は近親者で執り行う。

 バンドは74年、ボーカルのジョーイ・ラモーンさん(享年49)ギターのジョニー・ラモーンさん(享年55)ベースのディー・ディー・ラモーンさん(享年49)トミーさんの4人が結成。

 76年「ラモーンズの激情」でアルバムデビュー。79年に発表した5作目のスタジオアルバム「エンド・オブ・ザ・センチュリー」はバンド史上最大のヒットに。今も米大リーグの試合でアルバム曲が演奏されるなど、深く根付いている。

 トミーさんは3枚のアルバム「ラモーンズの激情」「リーヴ・ホーム」「ロケット・トゥ・ロシア」に参加し、78年に脱退。メンバー全員がラモーン姓を名乗った。96年に解散。ボーカルのジョーイさんは2001年に他界した。

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