尾上松也 本格的ドラマデビュー!テレ東「永遠の0」で特攻隊役

[ 2014年7月2日 08:00 ]

テレビ東京開局50周年特別企画スペシャルドラマ「永遠の0」で本格的にドラマデビューする尾上松也(C)テレビ東京

 歌舞伎俳優の尾上松也(29)が来年放送されるテレビ東京開局50周年特別企画ドラマ「永遠の0」(放送日未定、3夜放送)に出演することが決まった。松也が本格的にドラマ出演することは初で「このドラマを通じて戦争を知らない世代に伝えていくことが非常に大事。おのずと気合が入っております」と、自身初の丸刈り頭も披露する。

 原作は累計販売部数が530万部を超えた、小説家・百田尚樹氏の「永遠の0」。昨年12月には映画化もされ、こちらも観客動員数が700万人を突破する大ヒットとなった。ドラマでは「卑怯者」と酷評される一方で、天才的な操縦技術を持っていた主人公・宮部久蔵を向井理(32)が演じ、松也はその宮部とともに二飛曹としてラバウル基地で過ごした凄腕のパイロット景浦介山役。宮部を「殺したいほど憎んでいる」というキャラクター設定だが「実は宮部への憧れがあるような複雑な思いを抱えていると思うので、そういう心情も表現したい」と意気込む。

 難しい役どころだが、同局の阿部真士プロデューサーは「嫉妬と憎悪を表現し、さらに演じる以外の“人間的な強さ”が欲しかったが、そのすべてに応えられる方が尾上松也さんだった」と抜擢の理由を説明。松也も「景浦は男気もあり、複雑な思いを抱えた人間。ただ威勢を張るのではなく、その中に繊細さを出せるようにしたい」と力が入っている。

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