元宝塚同性“夫婦”が妊活を告白 苦悩、偏見、そして確執…

[ 2014年6月30日 06:00 ]

バラエティー番組に初出演する東小雪さん(左)と増原裕子さん(C)TBS

 昨年3月、東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ、話題になった元宝塚歌劇団花組男役の東小雪さん(29)と増原裕子さん(36)が30日放送のTBS「私の何がイケないの?緊急2時間スペシャル」(後7・00)に出演。バラエティー番組に初登場し、今度は“妊活”に励んでいることを告白する。

 挙式から約1年4カ月。「そもそも私たちのような人がいるということを知ってほしい。同性婚が認められるよう、世の中に広まる機会になれば」と民放のゴールデンタイムへの初出演を決めたカップルは、子どもが欲しいと明かす。2人は子どもを授かる方法を模索し、スタジオには議論が巻き起こる。

 今回は番組MCの江角マキコ(47)が初のロケを敢行し“夫婦”を直撃。レズビアンを隠し続けた宝塚時代、カミングアウトの苦悩、周囲の偏見、両親との確執、そして自殺未遂と結婚式にたどり着くまでが語られる。

 性的マイノリティーとして生きる苦悩の半生に、医師でタレントの西川史子(43)は「レズビアンの人って、ちょっと気持ち悪いと最初は思っていた。でも、いっぱい悩んで今に至っていることが分かると、考え方が変わる。こういうことが認められる社会になるのが一番いいなと思った」と涙する。

 レズビアン(女性同性愛者)ゲイ(男性同性愛者)バイセクシュアル(両性愛者)トランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しない)の頭文字を取った「LGBT」という言葉がある。電通総研が7万人を対象に実施した2012年の調査によると「LGBT」の割合は成人男女の5・2%。20人に1人は何らかの悩みを抱えていることになる。

 江角は「もし自分の娘がレズビアンだと告白したら…ということを考えると、他人事じゃない。身近な問題」と2人と真剣に向き合った。同局の三島圭太プロデューサーも「視聴者の皆さんに自分自身のこととして見ていただけたら」と話している。

 ◆東 小雪(ひがし・こゆき)1985年、石川県金沢市生まれ。元宝塚歌劇団花組男役、あうら真輝。2010年、セクシュアリティーをカミングアウト。LGBT支援に携わる。昨年12月、株式会社トロワ・クルールを設立。テレビ・ラジオ出演、執筆、講演活動やイベント開催などを行っている。

 ◆増原 裕子(ますはら・ひろこ)1977年、神奈川県横浜市生まれ。慶応大学大学院卒業。教育系IT企業に勤めながら、LGBT支援活動を行う。今年1月、東さんとの共著「ふたりのママから、きみたちへ」「レズビアン的結婚生活」を出版した。

 また「芸能界最強ワケあり夫婦!こんな夫に困っています!」と題し、個性的な夫に嫁いだ芸能人妻軍団が夫への不満を告発。うつみ宮土理(夫・愛川欽也)シルビア・グラブ(夫・高嶋政宏)三井ゆり(夫・野口五郎)京子スペクター(夫デーブ・スペクター)陣内貴美子(夫・金石昭人)生田智子(夫・中山雅史)荒俣泰子(夫・荒俣宏)が登場する。

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