ワッキー 日本代表のためボランティア!初戦後、渋谷を大掃除

[ 2014年6月12日 08:42 ]

日本代表戦後に渋谷のスクランブル交差点周辺を清掃することに決めたワッキー

 全国高校サッカー選手権に出場経験があるお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー(41)が、日本時間13日開幕のサッカーW杯ブラジル大会の期間中、日本代表のためにボランティア活動に取り組む。第1弾として15日の日本初戦のコートジボワール戦後、東京・渋谷駅前のスクランブル交差点周辺を清掃する。お祭り騒ぎの後片付けをすることで「サポーターのイメージアップとマナー向上につながれば」と話している。

 ごみ拾いを開始するのは15日正午すぎ。日本―コートジボワール戦の東京ドームでのパブリックビューイングにゲスト出演後、渋谷に向かう予定。芸人仲間や後輩にも協力を呼び掛けており、SAMURAI BLUEと同じ青いごみ袋の使用を検討している。

 コートジボワール戦は日曜日。渋谷の繁華街は、休日の買い物客らに加え、サポーターが試合後にスクランブル交差点などに繰り出し、大混雑が予想される。警視庁もトラブルに備え、約800人の警察官を投入し整理誘導することを決めたばかりだ。

 厳戒態勢が敷かれる中でのボランティア活動について、ワッキーは「盛り上がるのは大歓迎。その分、後始末もきっちりすることでサポーターはマナーがいいというところを世間に示したい」と説明している。

 きっかけは、日本代表のサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」の中心人物である植田朝日氏(40)からの提案。昨年末から「日本代表のために何かできることはないか」と模索していたところ「スクランブル交差点の熱狂がトラブルにつながれば、真面目にサッカーを応援しているサポーターまでイメージが悪くなる。ワッキーが渋谷を守ってくれ」と背中を押されたことで、行動に移すことを決めた。

 ワッキーは「“ウルトラ警備隊”として渋谷の街を守る」と意欲満々。万が一のトラブルに備え「後輩の中でもガタイのいいヤツを連れていきたい。マテンロウのアントニーとか」。20日のギリシャ戦、25日のコロンビア戦については仕事で地方に出掛けているため「検討中」という。

 ◆ワッキー 本名脇田寧人(わきた・やすひと)。1972年(昭47)7月5日、北海道生まれ。千葉県の市立船橋高サッカー部で91年、全国高校選手権2回戦で清水商業と対戦。相手エースだった名波浩をマークした。94年に高校の先輩でヒデこと中川秀樹とペナルティ結成。豊富な一発ギャグが特徴。血液型B。

続きを表示

2014年6月12日のニュース