能年玲奈 あまちゃん後初ドラマで“歴女”役 戦国武将に変身も

[ 2014年3月25日 05:30 ]

「あまちゃん」以来のドラマ出演となる能年玲奈。空想の中で戦国武将となり、甲冑をまといアクションにも挑戦

 女優の能年玲奈(20)が昨年大ヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来のドラマに出演する。4月5日放送のフジテレビ「世にも奇妙な物語 ’14春の特別編」(後9・00)で、空想癖のある“歴女”を演じる。

 戦国武将に扮するシーンがあり「アクションに凄く興味があったので、これはもう頑張らなきゃ!と思いました」と全力投球で撮影に臨んだ。

 出演するのは、短編オムニバス形式で放送される「世にも…」の5編の中の1編「空想少女」。原作は「空想少女は悶絶中」=おかもと(仮)著、宝島社文庫=で、歴史小説を読みふけり、空想を繰り広げる女子高生の物語。理想のタイプは石田三成で、日常の出来事をついつい歴史に置き換えてしまう歴女のコミカルなドラマとなる。

 能年演じる主人公は、バスの中で老人に席を譲ろうとした時に、同時に席を立った女の子を見て、頭の中になぜか、武田信玄と上杉謙信が戦った「川中島の戦い」を空想。自身が武将となる姿を想像したり、恋のライバル出現に、空想の中で宮本武蔵となって佐々木小次郎と戦ったりする。

 撮影ではなぎなたを手にしたり、甲冑(かっちゅう)を身にまとって殺陣も披露する。「こんなふうに動きたいということをたくさん想像しながら、キャラクターをどう膨らませていくか、楽しみながら考えました」と主人公さながらに想像力をフル回転させて挑戦した。

 かなり個性的なキャラクターをコミカルに演じ、「私は女の子の世界観で突っ走るものが大好きなので、楽しみながら演じさせていただきました」と振り返っている。今度は、武将に変身した能年がお茶の間に笑いを届けてくれそうだ。

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2014年3月25日のニュース