オリラジあっちゃん ピース又吉は「憧れ」熱望トークイベント実現

[ 2013年12月7日 19:25 ]

著書発売のトークイベントを行った中田敦彦(左)と又吉直樹

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(31)と「ピース」の又吉直樹(33)が7日、都内の書店で自身の著書の発売を記念したトークショーを行った。

 中田は先月27日に自身初となる著書、自伝的青春小説「芸人前夜」を発売。もともと雑誌「マンスリーよしもと」で連載していたものに加筆、修正を加えたものだが、「今年は娘が生まれたので、区切りというか、父親になるぞっていう覚悟を持って、若い頃の自分を出そうと思った。又吉さんとオードリーの若林さんが本を出したのが悔しかったので、出したかった」と出版に至った経緯を明かした。「嫁も相方も面白いと言ってくれている」と仕上がりに自信を見せる中田に、“読書芸人”又吉も「めっちゃおもろかった。読みやすいけど、読み応えがある。小説読んでいる時の気持ち良さ、活字ハイみたいなものがあった」と絶賛し、太鼓判を押した。

 今回のイベントは以前から慕っており、8月に自伝的エッセー「東京前夜」を発売した又吉とのトークイベントを中田が熱望したことにより実現したもの。集まったファンを前に、これまでの思い出やお互いへの思い、本の印象などについて語り合った。

 イベントを終えた中田は「夢が叶った。最高の時間を過ごさせてもらった。パンサー向井の話には熱が入りましたね」と充実の表情を浮かべ、又吉も「いろいろと本人の口から聞けたのが楽しかった。やっぱりしっかりしているし、聞いていると勉強になる」と笑顔を見せた。

 又吉について、中田は「話していると癒やし効果がある。又吉さんといると森の中の喫茶店にいる感じ。今までの道のりにずっと又吉さんがいた。たくさん助けてもらった。憧れは本当に強いんです。綾部さんのことはまったく尊敬してないんですけど、又吉さんのことは尊敬してるんです」とベタ褒め。そんな中田に又吉も「一気にいきましたからね、オリエンタルラジオはすごかった」と5年後輩が一気に売れていった当時を振り返りつつ、「やられているうちに、妬(ねた)みや嫉(そね)みもなくなって、人間と人間の関係になった。(中田とは)ずっといい関係」と話し、信頼を寄せている様子をうかがわせた。

続きを表示

2013年12月7日のニュース