北山たけし10周年記念公演「まだまだ10年」

[ 2013年9月19日 06:00 ]

10周年コンサートで津軽三味線の演奏を行った北山たけし

 北山たけし(39)が18日、東京・中野サンプラザで歌手生活10周年記念公演を行った。

 北島三郎(76)の内弟子生活を経て、04年4月に「片道切符」でデビューして大きな節目の年。それでも「まだまだ10年。早く一人前と認めていただけるように一歩一歩進むしかありません」と、義父で、芸歴52年を迎えた北島を意識してあくまで謙虚に語る。

 右足甲の2カ所にヒビが入るケガを負っていたが、ステージに集中。太鼓や尺八のほか、1年前から練習してきたという津軽三味線を公の場で初披露。「じょんがら節」を大熱演し、歌だけではない成長の跡をファンに見せつけた。

 この日発売で、いきなり有線放送の演歌チャート1位にランクされた10周年記念の新曲「白夜の狼」など25曲を、持ち前の気力を振り絞るスタイルで熱唱。「たけしー!」の盛大な歓声を浴びていた。

続きを表示

2013年9月19日のニュース