松山ケンイチ 吉永小百合と初共演「ブッダ」アニメ映画第2弾

[ 2013年8月18日 07:43 ]

タッタの声を担当する松山ケンイチ

 故手塚治虫さんの代表作「ブッダ」のアニメ映画第2弾で松山ケンイチ(28)が声優陣に加わり、吉永小百合(68)と初共演する。

 「BUDDHA2 手塚治虫のブッダ―終わりなき旅―」(監督小村敏明)で来年2月8日公開。11年公開の前作から釈迦(しゃか)ことシッダールタは吉岡秀隆(43)が担当し、吉永はシッダールタの母役。松山は盗賊タッタ役で、吉岡とも初共演となる。

 松山は大の手塚ファンで「ブッダはとても好きな作品。特に思い入れ深いタッタをやらせていただき光栄」とコメント。前作から出演を熱望していたが、タッタが少年期だったため断念していた。真理を求め苦悩するシッダールタとは対照的で、感情や欲望に忠実に生きるキャラクター。念願の出演に「人間のさがに翻ろうされる大人のタッタを演じ切りたい」と張り切っている。

 吉永がシリーズ作品に連続出演するのは初。前作は準主役チャプラの母役だった。「大好きな手塚作品。パート2が作られるのはうれしい」と喜んでいる。ストーリーテラーも兼ね「作品をより分かりやすく見ていただけるよう努めます」と話している。

 今作はシッダールタが悟りを開くまでを描く。

続きを表示

この記事のフォト

2013年8月18日のニュース