五大路子ひとり芝居「横浜ローザ」15日から「平和の尊さ訴えたい」

[ 2013年8月3日 10:11 ]

ひとり舞台「横浜ローザ」の稽古をする五大路子。「一人でも多くの人に見てもらいたい」と話す

 女優の五大路子(60)のひとり芝居「横浜ローザ~赤い靴の娼婦の伝説」(作・杉山義法、演出・遠藤吉博)が今月15日から19日まで、神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館で上演される。

 戦争によって人生を翻ろうされた、かつて横浜に実在した“ハマのメリー”と呼ばれた女性の数奇な運命を描く。初演から今年で18年目となるが、五大は「懸命に生きた一人の女性を演じることで、戦争は二度と起こしてはならない、平和の尊さを訴え続けていきたい」と話している。

 今年3月には、ニューヨークに招かれ、「横浜ローザ」など自身の演劇人生についての講演も行うなど精力的に活動中。「とにかく一人でも多くの人に見てもらいたい。そうすれば必ずメッセージが伝わるはずです」と力を入れた。問い合わせは横浜夢座事務局=(電)045(661)0623=まで。

続きを表示

2013年8月3日のニュース