織田裕二 世界陸上は「見どころが多すぎる」 注目は女子の新星

[ 2013年8月3日 14:37 ]

「世界陸上モスクワ」制作発表に登場した織田裕二(左)と中井美穂

 TBSで中継する「世界陸上モスクワ」(10日開幕)で9大会連続でメーンキャスターを務める俳優の織田裕二(45)とフリーアナウンサーの中井美穂(48)が3日、東京・赤坂の同局で制作発表会見に出席した。

 97年のアテネ大会から9大会連続で、中井とともにメーンキャスターを務める織田は「2年に1度ですが、真の世界一を決める大会がまた来ました。(世界陸上は)一人ひとりにドラマがある。そこが役者をやっている僕でも共感できる。スポーツを、陸上を身近にしてくれた大会で、ど素人の僕でも分かりやすく教えてくれて、気付いたら16年やっていた。キャスターをしている自分もワクワクしている気持ちをそのまま視聴者も味わってもらえるような番組にしたい」とPRした。

 「今回は本当に楽しみ。ボルトをはじめとする超人BIG7の人たちだけでなく、若手の面白い選手が粒ぞろいです。見どころが多すぎるぐらいの9日間になる」と織田。「(ウサイン)ボルトも200メートルでは世界新が出ちゃいそうだなと。かなり仕上げてきている。(世界陸上最多メダリストの)アリソン・フェリックスは必ず(今回)単独の史上最多金メダリストになると思っている」と選手たちへの期待を並べた。

 今大会で、特に織田が注目しているのは女子短距離界のニューヒロイン、オカグバレ(24=ナイジェリア)。100メートル、200メートル、走り幅跳び、400メートルリレーと4冠を狙える注目選手だが、「この人、何なんだろうってずっと気になっている」と、とにかく目が離せない存在になっているという。

 日本選手ではやはり男子100メートルで9秒台突入が期待される山縣亮太(21=慶大)と桐生祥秀(17=京都・洛南高)の2人。「桐生選手と山縣選手は本当にいいライバル関係。この2人が国際舞台での走りを経験する、その瞬間を見られることにワクワクしている。世界のなじみの選手たちにもまれて、いつ9秒台が出るのかを楽しみにしている」と目を輝かせた。

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2013年8月3日のニュース