「半沢直樹」ガリレオ&あまちゃん超え!今年のドラマ最高視聴率を記録

[ 2013年7月29日 10:26 ]

TBS「半沢直樹」で主演する堺雅人

 堺雅人(39)主演のTBS系連続ドラマ「半沢直樹」(日曜後9・00)の第3話が28日に放送され、平均視聴率が22・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが29日、分かった。

 今年放送されたドラマでは、フジテレビ「ガリレオ」初回(4月15日放送)と、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」第78話(6月29日放送)で記録した22・6%を上回り、最高の平均視聴率を記録。放送時間帯が一部重なったサッカー東アジア杯「日本代表―韓国代表」(フジテレビ)の17・8%をも上回り、同時間帯トップで、快進撃を続けている。

 第3話は15分拡大で放送され、瞬間最高視聴率は午後10時5分の時点で27・7%。初回19・4%で好スタートを切り、第2話で21・8%として初めて20%の大台を突破していた。3話までの平均も21・0%としている。

 直木賞作家、池井戸潤氏の人気小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」の初の映像化。4月に女優の菅野美穂(35)と結婚した俳優の堺は既婚者となってから初のドラマ。堺が演じるのはバブル期に入行し、上司に啖呵(たんか)を切って間違いを指摘する真っすぐな性格を持つ銀行員・半沢直樹。“敵”を追い詰める攻撃的な顔と、部下や家族への優しい顔の両面を持つサラリーマンのヒーローのような主人公の活躍を描く。

 弁が立ち、主人公を明るく爽やかに支える妻・花役には上戸彩(27)が挑む。上戸も昨年9月にEXILEのHIRO(44)と結婚後初の連続ドラマ出演で、堺と上戸は同局の「ひと夏のパパへ」(03年)以来10年ぶりの共演となる。そのほかの共演は、主人公に理解ある常務役の香川照之(47)をはじめ、北大路欣也(70)、及川光博(43)、「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔(19)、壇蜜(32)、片岡愛之助(41)ら。

 第3話は、半沢は焦げ付いた5億円もの融資を回収すべく奔走するも、東田(宇梶剛士・50)が海外で保有する別荘も差し押さえ寸前で国税局の黒崎(片岡)に横取りされてしまう。そんな半沢を次なる試練が待ち受ける。本部からの内部検査「裁量臨店」が2日後に急きょ行われることに。本来ならば2週間前に通知されるものだが、融資課のミスをあぶり出し、融資事故の全責任を半沢に追わせようとする支店長の浅野(石丸幹二・47)が仕組んだものだった。一方、半沢とともに、東田を追う竹下(赤井英和・53)は、東田の隠れ家のマンションの所有者である小村(逢坂じゅん・68)を見つけ出すが、小村は入院中で、面会謝絶だった。そんな中、裁量臨店では半沢に不利な情報ばかりが噴出し…という展開だった。

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2013年7月29日のニュース