西田敏行、三国さんの役者魂に感服「スーさん、どうして逝っちゃうの?」

[ 2013年7月19日 19:53 ]

「三国連太郎 海峡を渡る日~お別れの会」で献花に訪れた浅田美代子(左)と西田敏行

 4月14日に亡くなった俳優の三国連太郎さん(享年90)のお別れの会「三国連太郎 海峡を渡る日~お別れの会」が19日、都内のホテルでしめやかに営まれた。代表作「釣りバカ日誌」で、三国さん演じる「スーさん」と名コンビを組んだ「ハマちゃん」役の俳優西田敏行(65)と、その妻「みち子さん」を演じた女優浅田美代子(57)がそろって取材に応じた。

 会でお別れの言葉を述べた西田は「三国連太郎さんとして本当にすごい業績を残されましたけど、佐藤政雄さんとしての生き方はほとんど見せてくれなかった。亡くなった今、本当にその俳優としての壮絶なる決意は見事だったと思います。本当に『善魔』(1951年)という作品で、三国連太郎をやって以来、三国連太郎が佐藤政雄という人間に覆いかぶさって、命尽きるまで三国連太郎として、俳優として演じてこられた。その凄さを痛感しています。三国連太郎には何度も何度もお会いしましたが、佐藤政雄を一度も見たことがありません、一度も会ったことありません」と素の姿を一切見せなかった役者魂への敬意を繰り返した。

 「ご一緒した時間も22年間で長かったですから、いっぱいいろんなことを語った。今は三国連太郎さんが昇華されたのと同じように、そういった出来事も泡のようなものが心に残っている感じ。それも、三国連太郎を演じ切ったという証なのかなと。あれだけ生々しかった人が全然生々しくないというか、どういうことなのかな」と感慨深げに語った。

 浅田は「本当に優しい方で、スーさんそのものだった」と故人をしのんだ。「よく現場にご自分の犬を連れてきて、一緒に過ごしてらっしゃった姿はちょっと違った三国さんだったのかな。お孫さんに会ったりしている時は単なるおじいちゃんでしたね」と在りし日の思い出を語った。

 最後に、西田は「スーさん、どうして逝っちゃうの?カメラの前に一緒に立って、スーさん、ハマちゃんとして映画を撮ることはないの?」と相棒“ハマちゃん”として別れのメッセージを送った。

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