「２７年間よくやったな」　梅沢富美男、１１１１回記念公演

梅沢劇団の公演後、取材に応じた中村玉緒（左から２人目）、梅沢富美男（同３人目）ら

　東京・明治座で「梅沢劇団」が５日、１１１１回目の記念公演を行い、俳優の梅沢富美男と中村玉緒が舞台後、取材に応じた。

　梅沢は「２７年間、自分でもよくやったなと思う」としみじみ。長続きの秘訣を「お客さまに受けるか受けないかですね…それと女をつくらないことです。ようやく分かりました」と晴れやかな笑顔で語った。

　中村は女優を長く続けてきたことを「なんやろ…やっぱし好きなんですね」と振り返り、「でも昔は初日に劇場が火事になったらいいなと思うくらい緊張してました」と告白し、笑いを誘った。私生活では「男をつくらないこと」とにやり。すぐさま「男なんてできません！　私の恋人はいまだにパチンコ」と語ると、梅沢が「パパ（故勝新太郎）じゃないの？」と突っ込みを入れていた。