モンローゆかりのレストラン閉鎖 福岡、入店施設を撤去

[ 2013年5月24日 19:13 ]

 福岡県は24日、女優マリリン・モンローゆかりのレストランが入る大濠公園(福岡市中央区)の施設を解体撤去すると発表した。1961年の建築で老朽化が進んだためで、レストランも閉鎖。跡地には新たにレストランを建てる計画で、運営者を公募するという。

 施設は公園の池のほとりにある「ボートハウス」。県が所有し、手こぎボートの乗り場やレストラン「花の木」などが入っている。

 県などによると、花の木の前身のフランス料理店は53年に福岡市の繁華街、中洲にオープン。その翌年、新婚旅行中のモンローと夫だった野球選手のジョー・ディマジオが訪れ、料理に舌鼓を打った。89年に大濠公園内に移っていた。

 「花の木」を経営するロイヤルホールディングス(福岡市)は「運営者の公募に応じたい」としており、新築された建物でレストランの再オープンを目指す意向だ。

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2013年5月24日のニュース