加賀まりこ 藤山直美と初共演「天才の足を引っ張らないように」

[ 2013年5月24日 06:00 ]

舞台「さくら橋」制作発表会見で笑顔を見せる(左から)市川月乃助、藤山直美、加賀まりこ

 藤山直美(54)と加賀まりこ(69)の初共演も話題の新橋演舞場8月公演「さくら橋」(2~27日、演出斎藤雅文)の製作発表が23日、都内で行われた。

 戦後の混乱期に大阪から上京してきた女の波乱の生涯を浅草を舞台に描く人情喜劇。92年に森光子さんと山岡久乃さんの顔合わせで上演された芝居をベースに、東京スカイツリーがそびえる現代も盛り込んで物語が紡がれていく。

 主人公の河村花を演じる藤山は「加賀さんは女優として一番素晴らしい時代を経験してこられた方。それは財産。助けていただいてお客様に喜んで帰っていただけるように稽古していきたい」と抱負。花を厳しく鍛えていく金貸しの女主人に扮する加賀は「かわいがってもらった山岡さんがやられた役。背中を押してもらって藤山さんという天才の足を引っ張らないように頑張りたい」と語った。ほかに市川月乃助、安達祐実らが出演。

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2013年5月24日のニュース