「ドアーズ」キーボード奏者 R・マンザレク氏死去

[ 2013年5月21日 13:33 ]

レイ・マンザレク氏=2003年2月、米カリフォルニア州

 米ロックバンド「ドアーズ」のキーボード奏者、レイ・マンザレク氏が20日、ドイツ南部ローゼンハイムで家族にみとられながら胆管がんのため死去した。74歳。AP通信などが報じた。

 米中部シカゴで生まれ育ち、カリフォルニア大ロサンゼルス校で映画を学んだ。65年にボーカルのジム・モリソンと出会い、ドアーズを結成。ドラムのジョン・デンスモア、ギターのロビー・クリーガーが加わり、71年のモリソン死去まで活動した。「ハートに火を付けて」の大ヒットをはじめ計1億枚以上売り上げた。

 ドアーズはベトナム戦争時代、既存の価値観を否定し敵対する「対抗文化」を体現。言動がしばしば物議を醸し、オリバー・ストーン監督が91年「ドアーズ」で映画化した。(共同)

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2013年5月21日のニュース