ビヨンセ オバマ夫人…米セレブの個人情報が漏えい?

[ 2013年3月14日 13:45 ]

ジェイ・Z、ビヨンセらの個人情報が漏えい対象に

 米歌手ビヨンセ(31)、ミシェル・オバマ米大統領夫人(49)、米俳優アシュトン・カッチャー(35)らが当局から銀行口座を守るように警告を受けたようだ。

 米女優キム・カーダシアン(32)、音楽プロデューサーのジェイ・Z(43)、実業家ドナルド・トランプ(66)、映画監督メル・ギブソン(57)、米プロレスラーのハルク・ホーガン(59)、米歌手ブリトニー・スピアーズ(31)、米政治家アル・ゴア(64)など政界からセレブまで数多くの著名人たちがハッカー集団のターゲットになっているという。ハッカーは個人銀行口座の詳細や自宅住所、社会保障番号などの情報を入手。匿名でオンライン上に拡散するなどアメリカのセキュリティー上の違反に値する行為を行っているようだ。

 ある警察関係者がゴシップサイトのTMZ.comに語ったところによると、セレブたちはFBIからすでに警告を受けているという。ハッカー集団は個人情報を公表し、すでに「悪用」し始めていることから、FBIは各セレブにすぐに銀行に問い合わせ、銀行側に不正警告を口座上で発してもらうようにアドバイスをしているという。

 ハッカーのウェブサイト上にはすでにミシェル夫人を含む複数のセレブの信用履歴や電話番号、銀行や抵当の情報、クレジットカードの詳細などが漏えい。米司法省は12日に漏洩された情報の捜査を進めていることを認め、複数の当局はサイト上で暴露された信用履歴などは今月初めにすでに作成されていたとも明かしている。

 ハッカー集団のウェブサイトの名前やそれに付随するツイッターの名前は当局から公表されていないが、サイトのURLの国別ドメインはロシアのもの。サイトのタグラインは「もし神が奇跡を起こせると信じているなら、悪魔にも奥の手があることを思い知るべきだ」となっているという。

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2013年3月14日のニュース