川崎に“ひばり駅”「港町十三番地」歌碑&発着メロディー

[ 2013年3月2日 06:00 ]

「港町十三番地」歌碑除幕式に出席した加藤和也氏

 美空ひばりさんのヒット曲「港町十三番地」の題材となった京浜急行大師線「港町駅」(川崎市川崎区)で1日、同曲の歌碑の除幕式が行われた。2日の同駅リニューアルに合わせ改札前に設置。ホームに飾られた譜面や電車の発着時のメロディーも同曲を使用しており、ひばりさんの長男加藤和也氏(41)は「おふくろも驚くと思う」と喜んだ。

 “ひばり駅”の出発進行だ。

 これまで青森県弘前市(りんご追分)、福島県いわき市(みだれ髪)などに建立されていたが、8基目となる歌碑は初めて駅に建立。南口改札前に設けられ、歌詞のほか、1メートル48の等身大の姿や実寸の手形とサイン、当時のレコードジャケットも描かれている。ボタンを押すと1コーラス90秒の歌声が流れる仕掛けもある。改札を通ると、ホームへ上る階段には同曲の音符オブジェがあしらわれ、ホームにはメロディー譜が描かれた。

 京急線で21駅目となる電車の発着時に流れる「駅メロディー」も導入。上り線はサビ、下り線にはイントロ部分が流れる。このほか、川崎市出身の坂本九さんの「上を向いて歩こう」が使用されている京急川崎駅やSMAPの「世界に一つだけの花」の羽田空港国際線ターミナル駅などがある。

 港町駅は1910年に日本コロムビアが日本初のレコード会社として創業を開始した地。所属歌手だったひばりさんが57年に「港町十三番地」を発売し大ヒット。同所にあったプレス工場(07年閉業)は港町9番地だったが、語呂を良くするために「十三番地」になったとされている。

 関係者によると「音楽をテーマにした駅舎は日本で初めて」。コロムビア社の工場で生産された数々の名盤のジャケット写真も構内に展示されている。

 歌碑の除幕式に出席した和也氏は「ここは母の代表曲のモデルとなった街で、切っても切り離せない場所。毎日通る人が歌碑を見て、歌を聴いていただけると思うと感動した」と感無量の様子だった。

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