田川寿美「新しいスタート」 “ママ初シングル”でヒット祈願

[ 2013年1月30日 18:42 ]

 今年でデビュー22年目を迎える演歌歌手・田川寿美(37)が30日、東京・台東区の浅草寺で新曲「花一輪」(詞・仁井谷俊也、曲・幸耕平)発売記念ヒット祈願を行った。

 昨年8月から4カ月間にわたって産休を取り、9月25日に第1子となる男児「義正(よしまさ)ちゃん」を出産。同年12月8日に「初冬のランチクルーズ」と銘打った産休後初のファンイベントでファンの前に元気な姿を見せたが、「花一輪」は“ママ第1弾シングル”で1年ぶりの新曲だ。

 本堂で新曲のヒット祈願をし、「浅草は去年お亡くなりになった私の育ての親、長良会長が住んでいらっしゃった場所ということもあり、そんなゆかりのあるところで祈願させていただき、新しいスタートを切ることができてうれしいです。今度の新曲は本格演歌で、せつない女心を『花一輪』に託して、芯の強さとはかなさを描いた作品。復帰1作目になりますので、ぜひ大ヒットさせたいなと思います」とヒットに意欲を燃やした。

 また、この日から2月28日まで運行する「田川寿美特製人力車『花一輪』号」の発表も行い、同車を初お披露目。自ら試乗を楽しみながら「ふだんは浅草に来ても、メーンの浅草寺とかスカイツリーを見るぐらいですけれど、人力車に乗ると、浅草の裏の町並みが見えて楽しかった。見るところがいっぱいありますので、ぜひ乗ってみてください」とPRした。

 その後、浅草ヨーロー堂で新曲発売記念イベントを開催。熱烈なファン約100人が詰めかける中、新曲をはじめ、同カップリング曲「約束」、デビュー曲「女…ひとり旅」など全5曲を熱唱。その中で、2月7日に名古屋の日本ガイシホール、同9日に大阪・大阪城ホール、同23日に横浜・横浜アリーナの3カ所で開催される「新春演歌まつり」に出演することに触れ、「今回はバンドを結成します。山川先輩が言い出しっぺで、みんなでどうしようということになったんですけれど、初めての試みもきっと楽しいかなということで、私はギターの演奏をさせていただきます。いま猛練習中なんですが、意外と一体感があるなと思いました。お時間がありましたらぜひいらっしゃってください」と話していた。

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2013年1月30日のニュース