宝塚 4月に初の台湾公演、星組メンバーが和装ショーなど上演

[ 2013年1月30日 19:14 ]

台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表(中央右)と握手する柚希礼音(同左)

 4月に初の台湾公演を開く宝塚歌劇団の星組メンバーらが30日、東京都港区の台北駐日経済文化代表処で記者会見した。

 小林公一理事長は「(来年迎える歌劇団の)100周年以降を見据え、台湾公演を成功させて、近郊のアジアに展開していく上で一つのステップとしたい」と話し、将来のアジア各国での公演に意欲を示した。

 同歌劇団はこれまでに24回の海外公演を実施。近年では1999年、2002年に中国ツアー、05年に韓国公演を行っている。

 台湾公演は、4月6~14日に「国立中正文化中心 台北国家戯劇院」で実施。能楽の概念を取り入れ和装で行うショー「宝塚ジャポニズム~序破急~」、台湾の小説を原作とするミュージカル「怪盗楚留香外伝―花盗人―」と、レビューを上演。星組の男役トップの柚希礼音のほか、娘役トップの夢咲ねね、男役の紅ゆずるらが出演する。

 柚希は会見で「台湾の皆さんに楽しんでいただけるよう稽古していきたい」とあいさつ。同代表処の沈斯淳代表は「日本との文化交流を促進できるよう祈っている」と話した。

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2013年1月30日のニュース