1年9カ月で“泥沼”終結 高嶋政伸&美元の離婚成立

[ 2012年11月27日 06:00 ]

今年6月の離婚裁判後に東京家裁を後にする高嶋政伸(右)と美元

 泥沼の離婚裁判を繰り広げていた俳優の高嶋政伸(46)と女優の美元(33)夫妻が26日、正式に離婚が成立したと、それぞれの代理人の弁護士を通じて発表した。

 これに先立ち、高嶋側は離婚を求めていた訴えを取り下げ、美元側も同意。訴えそのものがなかったことになった。高嶋が2011年3月に離婚を申し立ててから1年9カ月で終止符が打たれた。

 マスコミ各社への文書で、高嶋は「世間の方々をお騒がせしてしまったことを大変苦しく思っております」と謝罪した上で「多くの方々から励ましのお言葉やアドバイスをいただき感謝の念に堪えません」と、離婚できたことへの喜びをにじませた。また、裁判で「俳優生活をなげうってでも離婚したい」と言っていただけに「今後は俳優業に専念します」とした。

 一方、美元も「この事件にピリオドを打ち、一生懸命自分の人生を歩んで生きていきたい」と離婚成立を前向きに捉えていることを強調した。

 2人はテレビ共演をきっかけに08年9月に交際1週間で結婚。10年8月に別居し、裁判では離婚を認める判決が9日に言い渡されていた。離婚問題に詳しい嵩原安三郎弁護士は「離婚を命じる判決だったものの、美元さんに非がある指摘は一切なく、双方が歩み寄る余地を残したことが今回の結果につながった」と解説。慰謝料はなく、生活費数カ月分の解決金で合意したとみている。

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2012年11月27日のニュース