宮崎美穂 銀幕デビュー後“トリハダ”体験

[ 2012年9月25日 07:00 ]

「トリハダ」で銀幕デビューを果たした宮崎美穂

 宮崎美穂(19)が公開中の映画「トリハダ―劇場版―」(監督三木康一郎)で銀幕デビューを果たした。

 コールセンターに勤める主人公(谷村美月)の後輩役で出演。演じるにあたり「OLの役だったので、どういうふうに歩いてるか観察しました。髪形も1本に結っていたり、黒髪の人が多かったですね」と研究してから撮影に臨んだ。

 自身は小悪魔キャラに挑戦。巻き髪でメークも濃い“チャラいOL”だ。

 「髪を巻いてグリングリンな感じ。今まで制服を着ることが多かったので、社会人の役は新鮮だった」

 作品では、お盆を抱えていたずらっぽく笑うシーンが印象的。インタビュー後の写真撮影でも、その場面を再現してくれた。

 日常に潜む狂気や恐怖を描いたオムニバスドラマの劇場版。「現実味のある人間的な怖さがある」と、もともと原作の大ファンだ。

 完成した時は「見入っちゃった」と感無量の様子。同じホリプロ所属で「トリハダ」仲間の石田晴香(18)に出演を伝えた時には「凄いね!!」と手放しで祝福されたという。

 タイトルにちなみ、最近、鳥肌が立ったことについて聞くと「自宅で朝ご飯を食べようとした時でした」と切り出した。

 「お母さんが“ご飯用意してる”って言い残して仕事に出掛けたんです。午前10時ぐらいだったかな。それで机に行ったら…」と話すと、いったん間を置いた。

 怪談でおなじみの稲川淳二(65)のような語り口。「バナナ1本しかなかったんです。びっくりしました…。あれは鳥肌立ちましたねぇ」と苦笑い。その場にヒンヤリとした空気が漂ったのも、映画で培った演技力ならでは!?

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