染五郎 右手骨折も判明 父・幸四郎「辺りは血の海でした」

[ 2012年8月30日 12:13 ]

 東京・千代田区の国立劇場で27日の舞踊公演中に3メートル下の奈落に転落した歌舞伎俳優市川染五郎(39、写真)が右側頭部と右半身の打撲に加え、右手も骨折していたことが29日分かった。

 入院中の染五郎を見舞った父の松本幸四郎(70)が港区の自宅前で取材陣に明らかにした。

 幸四郎は「辺りは血の海でした」と落下の衝撃を生々しく語りながら、最悪の結果が避けられたことに「皆さんの力が奇跡を起こしてくれた」と感謝の言葉を述べた。染五郎は舞台のことを気にかけており「“お父さんだよ”と言ったら“すみません、すみません”」と繰り返したという。

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2012年8月30日のニュース