「痛くて動けない」米朝転倒 また腰椎骨折で入院

[ 2012年8月29日 06:00 ]

 人間国宝の落語家・桂米朝(86)が、第4腰椎を圧迫骨折し、26日から兵庫県内の病院に入院していることを28日、米朝事務所が発表した。

 米朝は26日午後8時ごろ、兵庫県尼崎市内の自宅でトイレから戻る際、尻もちをつくようにして転倒。「痛くて動けない」と話し、弟子が救急車を呼んだ。そのまま入院し、翌27日に「2週間の入院・加療が必要」と診断された。

 関係者によると手術の必要はなく、他にケガもしていない。現在はベッドで安静にしているものの、寝返りを打ったり、食事も普通に取れている上、転倒時を「そりゃ痛かったがな」と振り返るなど、症状は深刻なものではない様子。近くコルセットを装着し、体調を見ながらリハビリを開始する予定だという。

 米朝は、きょう29日に出演予定だったMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」(月~金、後0・30)を休演。復帰時期について、同事務所は「今後の回復状況を見ながら。現時点では未定です」としている。

 米朝は2008年5月にも大阪市内で転倒し、第1腰椎を骨折。約1カ月半入院した。

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2012年8月29日のニュース