俳優の内藤武敏さん死去 「人間の条件」など出演

[ 2012年8月29日 22:36 ]

 映画やテレビの名脇役として活躍した俳優の内藤武敏(ないとう・たけとし)さんが21日午前10時10分、悪性リンパ腫のため横浜市の病院で死去していたことが分かった。86歳。北九州市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行った。喪主は長男誠司(せいじ)氏。

 劇団民芸の創設時から俳優として活躍し、映画「帝銀事件・死刑囚」「ビルマの竪琴」「人間の条件」などに出演。NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」など多数のテレビドラマで名演を見せた。1992年の熊井啓監督の映画「ひかりごけ」では製作者も務めた。

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2012年8月29日のニュース